ソフトバンク・福田感激「とても光栄」FA交渉解禁、西武が一番乗り

 国内FA権を行使したソフトバンクの福田秀平外野手(30)が交渉解禁日の3日、福岡市内のホテルで西武と初交渉に臨んだ。一番乗りで“即アタック”した西武・渡辺GMの「とにかく誠意を伝えた」という熱い言葉に感激した様子も見せた。

 約40分間の会談を終えると、福田は「すごく緊張しました。交渉の中身については極秘ですけれど、強いチームからお褒めの言葉を頂けて、とても光栄です」とうなずいた。

 さらにこの日は中日とも接触がもたれた。福田の今季年俸はCランク(球団内の日本人選手で年俸11位以下)とみられ、獲得にあたっての補償が必要ない。この先もヤクルトやロッテ、楽天との交渉が続々と行われる見通しだ。

 宣言残留も認められており、ソフトバンクに残ることも選択肢の一つとなるが、いずれにしても激しいレギュラー争いは避けられない。それだけに「体はずっと動かしていますよ。大事な時期ですからね」。トレーニングを継続しながら、極限まで頭を悩ませて決断を下す。

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