西武 痛恨の連敗…今井が三回途中6失点KO 終盤猛追も実らず

 「パCSファイナルS・第2戦、西武6-8ソフトバンク」(10日、メットライフドーム)

 背信の投球だった。西武・今井は三回途中で6失点と崩れ、黒星を喫した。序盤の大量失点で打線の追い上げも及ばず、チームは2連敗で1勝のアドバンテージを含めても劣勢に立たされた。先発の役割を果たせず「大事な場面で登板の機会を頂いたのに、期待に応えられず申し訳ない」と力なく話した。

 一回に中村晃の適時打であっさり先制を許した。0-2の三回は中村晃に高めの速球を右翼席への2ランとされるなど4長打を浴びて4点を奪われ降板。内角を攻めきれず、7安打を許し「真っすぐも変化球も浮いてしまい、(捕手の)森さんの要求通りに投げられなかった」とうつむいた。

 21歳で将来のエース候補。昨年のCSファイナルステージでは第4戦に先発し、五回途中4失点で敗戦投手に。プロ3年目の今季はチーム最多の135回1/3を投げて7勝と成長ぶりを示し、雪辱を期したマウンドだったが、またも苦い経験となった。チームは2試合で計16失点と守りで踏ん張れず勢いに乗れていない。辻監督は「三つ勝たないといけない」と奮起を促すように話した。

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