智弁和歌山ヒヤリ発進 中谷監督のバスがパンク!40分遅れの甲子園入り

 「第101回全国高校野球選手権大会・甲子園練習第2日」(2日、甲子園球場)

 智弁和歌山・中谷仁監督(40)にとっては初の夏の甲子園となるが、和歌山から甲子園に移動する高速道路上で、自ら運転したバスの右前輪がパンクするアクシデントに見舞われた。到着が予定よりも約1時間遅れ、練習時間も変更される事態となったが、幸いにもケガ人はなく選手たちは“吉兆”と捉えた。

 本来15時50分開始だった智弁和歌山の甲子園練習は、40分遅れで始まった。しかも、冷や汗を拭い終えた登録メンバー18人だけで黒土の感触を確認。「僕が太ってきたのか右の前がバーストしてしまって…」。思わぬアクシデントを中谷監督は苦笑いで振り返った。

 「(パンクは)僕のちょうどイスの下のところで。緩やかな右カーブぐらいのところで『ポーン』となって、ガガガガとなったんで。ケガ人が出なくて他の車にも迷惑をかけなくて良かったなと」

 あわや大惨事のトラブルは和歌山から甲子園への移動中。中谷監督が運転するチームバスが、高速道路を走行中にパンクした。幸いケガ人もなく、メンバー外の選手を乗せていた2号車に指揮官と18人のベンチ入り選手が乗り換え、予定より1時間弱ほど遅れて到着。想定外の事態に見舞われたが、逆に選手の前向きな姿勢が頼もしくも映った。

 「黒川も『センバツの時もバスのトラブルがあったんですよね』と。いいゲン担ぎというようにやってくれているので」と中谷監督。昨年のセンバツで準優勝した時も移動中にトラブルがあったという。アクシデントにも動じず、「吉兆」ととらえた選手と共に、深紅の大旗を目指して戦う。

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