大船渡・佐々木を守れ!昨夏・輝星出した金足農から「知恵を借りたい」

 岩手大会で準優勝した最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)ら野球部関係者が29日、岩手・大船渡市内の大船渡市役所を表敬訪問した。

 花巻東との決勝でのエースを温存した国保陽平監督(32)の起用に対して学校側への苦情などがやまず、混乱を避けるため佐々木は不参加の予定だった。しかし千葉貢副校長(57)によると「本人が『来たい』と希望した」といい、戸田公明市長(70)らに応援への感謝を伝えた。

 すでに27日には練習を再開しており、U-18W杯(韓国)を戦う侍ジャパン代表への選出やプロ志望届を提出すればドラフトの目玉として注目度は高まるばかりだ。同校は今後の対策について吉田輝星(日本ハム)を輩出した金足農に助言を受ける考えを明かした。

 昨夏の甲子園準優勝校とは1984年の春夏にそろって聖地へ初出場して以来、定期戦を組む関係だ。千葉副校長は「“先輩”の知恵を借りたい」と昨年の吉田への対応を参考に、佐々木へ万全のサポートを約束した。

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