春日部共栄・本多監督が復帰へ 1月に部内暴力で4カ月謹慎
春夏通じ8度の甲子園出場を誇る春日部共栄の本多利治監督が監督へ復帰することが7日、わかった。1月に部内暴力が発覚。日本学生野球協会から5月11日まで4カ月の謹慎処分を受けていた。
謹慎期間中だった今春センバツでは、部長の植竹幸一部長が監督登録された。処分明け後にチームは今春の関東大会出場を決めており、体制変更せず。植竹部長が同大会も指揮を執り、本多監督は指導自粛が続いていた。
部員には4日に伝えられたという。全国高校野球選手権埼玉大会(7月10日開幕)は本多監督のもと、5年ぶり6度目となる夏の聖地切符獲得に挑む。
本多監督は1980年4月の創部当初から同校を指揮し、93年夏の甲子園では準優勝へと導いた。