大船渡“佐々木フィーバー”に備えシャトルバス運行、仮設トイレ設置

 「春季高校野球岩手大会・開会式」(16日、野田村野球場)

 今秋ドラフトの目玉で最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡など出場校が参加した。岩手県高野連は6日までの沿岸南地区予選に続く観客殺到を予想し、対策に尽力している。

 “佐々木フィーバー”は人口約4000人の村にも届きそうだ。村民向けに専用のシャトルバス運行が決定。臨時駐車場2カ所を含む約1000台のスペースも確保した。仮設トイレは計10基設置。万全の態勢でファンを迎え入れる。

 18日の大船渡初戦では4098席の内野スタンドに加え、外野芝生席での観戦を受け入れる。春季大会に関して、「普段は解放しない」と同連盟の大木秀一事務局長。沿岸南地区予選での反省も生かし、深夜から立ち入りができないように球場入り口を封鎖する見込みだ。

 この日も大船渡ナインのみ、球場正面入り口にバスをつけて球場から引き揚げた。大会中も続ける方針だ。一、三塁側のブルペンもブルーシートで覆う予定。混乱防止のため、異例の対応での準備を進める。

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