習志野・切り札の飯塚がスクランブル登板も被弾 先発・山内が打球受ける

 「選抜高校野球・決勝、習志野-東邦」(3日、甲子園球場)

 平成最後のセンバツ決勝戦は豪快な一発で幕を開けた。

 3試合連続逆転勝ちの習志野は後半勝負へ向け、反撃に出たいところだが、四回、俊足の根本が左前打で出塁したものの、2番・竹縄の左飛に帰塁できずに併殺となった。初回にも先頭・根本が中前打しながら竹縄が送りバント失敗の併殺打と、試合巧者らしくない攻撃が続いた。

 更には五回、先発の山内が東邦先頭の山田の打球を軸足の左足付け根に受けて70球で降板。エース飯塚を思わぬ形でスクランブル発進することになった。だが飯塚は東邦・3番の石川からこの日2本目となる本塁打を浴び、2点を失う厳しい立ち上がりとなってしまった。

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