オリックス・西浦、サヨナラ打 勝負強え~8日・巨人戦では菅野から3ラン

 「オープン戦、オリックス7-6西武」(12日、ウインク球場)

 九回、1点差に迫ってなおも2死二、三塁。オリックスの2年目・西浦颯大外野手は追い込まれながらも、高橋光の内角直球を中前にはじき返して大逆転劇に終止符を打った。王者・西武を相手に、最終回の5点差をひっくり返してのサヨナラ勝利。西村監督は「みんながつないでくれてサヨナラ。いい形で勝てた」と喜んだ。

 主役は19歳の若武者だ。ここまで4打席無安打。指揮官からは試合中に「1、2番が機能してないじゃないか」と叱責された。西浦は「悔しかった。最悪、詰まってもいいと思って三振だけはしないようにと。どうせなら決めてやろうと思いました」と振り返った。

 これで出場4試合連続となる9打点目。12球団の全選手で、2位にランクする勝負強さが発揮された。

 「それよりも出塁率です。打点よりも出塁率を高めていけたら」

 8日・巨人戦では菅野から3ランも放った。西村監督は「日々成長している」と高評価。球団では2012年の駿太(現後藤)以来となる10代開幕スタメンも現実味を帯びてきた。

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