広陵、4度目の頂点へ一戦必勝 昨秋の明治神宮大会での屈辱晴らす

 「選抜高校野球・選考委員会」(25日、オーバルホール)

 第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)の出場校が25日発表され、広島から呉と広陵の2校が選ばれた。中国大会優勝の広陵は6年ぶり24度目の出場。組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。

 中井監督を胴上げする、広陵ナインの手に力がこもった。昨秋の中国大会を制し6年ぶり24度目のセンバツ出場だ。目指すは4度目の頂点。主将の秋山功太郎捕手(2年)は「浮かれず一戦一戦を戦いたい」と闘志を燃やした。

 昨秋の明治神宮大会では、今秋ドラフトで目玉となる奥川擁する星稜に0-9で七回コールド負けを喫した。「全国で勝つためには弱い」と中井監督。これが新チーム結成後に喫した唯一の黒星だ。

 グラウンドのスコアボードには当時のスコアが刻まれている。「悔しかったらやってみろ、と。目に焼き付けて強くなろうという思い」と中井監督。今冬は体重3キロ増、太もも3センチ増を目標に肉体も改造中。笑顔の花を咲かせるための準備を進めている。

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