大阪桐蔭、創志学園など注目校が補欠に 春の選抜を逃した主なチームは…

 創志学園・西
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 「選抜高校野球・選考委員会」(25日、大阪・オーバルホール)

 出場32校が決定。エース奥川が率いる星稜、神宮大会を制した札幌大谷、当落線上にいた横浜などが選出された一方で、3期連続全国制覇が期待された大阪桐蔭、今秋ドラフトの目玉と評される西がいる創志学園はいずれも補欠校に回った。

 甲子園3連覇を目指した大阪桐蔭は、近畿大会で智弁和歌山に敗戦。西野、船曳の1年生コンビなど好選手がそろっていたが、吉報は届かなかった。

 創志学園は昨夏の甲子園でも注目を集めた西がチームを引っ張るが、昨秋は中国大会準決勝で終盤に力尽き、広陵にコールド負け。あと1勝ができず、選抜の道を絶たれた。

 九州地区では名門の興南も補欠校に回った。1年生から甲子園のマウンドを踏む左腕・宮城が成長しているが、秋の九州大会では準々決勝で優勝した筑陽学園に敗れた。

 地区大会で勝ち上がることができず、選考には挙がらなかったチームでは昨夏、金足農と激闘を繰り広げた近江も林-有馬のバッテリーが健在。新チームの評判も高かったが、ハイレベルな近畿の壁に阻まれた。

 東北地区では大船渡の佐々木は最速157キロを誇り、“大谷2世”の呼び声が高い。秋も注目を集めていたが、岩手大会の4強どまりだった。剛腕井上、190センチ右腕の広沢がいる日大三は、秋季大会でまさかの初戦敗退。最速149キロの右腕・根本のいる木更津総合、怪物スラッガーの西川が主軸に座る東海大相模も県大会を突破できなかった。

 選抜から漏れたチームにとって、最大の目標は夏の甲子園出場。悔しさをバネに、前へ進んでいく。

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