立浪氏が殿堂入り 中日一筋22年、PL出身初!野球部復活へ「協力したい」

 今年の野球殿堂入りが15日、東京都内の野球殿堂博物館で発表され、競技者表彰のプレーヤー表彰として中日で活躍した立浪和義氏(49)、エキスパート表彰として横浜(現DeNA)監督時代に日本一に輝いた権藤博氏(80)が選ばれた。特別表彰では第5代日本高野連会長を務め、プロ、アマの雪解けを進めた脇村春夫氏(87)が選出。平成最後に3人が野球殿堂入りを果たし、総数は204人となった。

 中日一筋22年。プロ野球記録の通算487二塁打を誇る立浪氏が、大きな勲章を手にした。「大変名誉で光栄に思います。たくさんの素晴らしい指導者に恵まれました。応援していただいたこと全てが感謝でいっぱいです」。感無量の面持ちで、謝意を口にした。

 入団1年目。当時の星野監督は遊撃のレギュラーだった宇野を二塁にコンバートさせてまで、定位置を空けてくれた。「いきなり使ってもらったことが大きい。3年目にショートで3割を打てて、自信になりましたね」。早い段階で多くの出場機会に恵まれたことが、後の活躍の土台となった。

 会場ではPL学園時代の恩師・中村順司氏の祝福スピーチに耳を傾けた。先輩の桑田、清原の背中を見てまい進した高校時代。そのPL出身者で殿堂入りを果たしたのは立浪氏が初となった。母校は野球部休部という現状だが「希望は野球部復活。OB会会長に桑田さんがなられて、自分としても協力できることはやっていきたい」と思いをはせた。

 引退から10年。中日監督への意欲を問われ「期待されている以上は、必ず何とか期待に応えたいと思っています。自分で決められる問題ではないが、そういう気持ちは持っています」と言い切った。指導者としてもう一度グラウンドへ-。野球への情熱は、今もなお、燃えさかっている。

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