ヤクルト・青木宣親外野手（３６）が１３日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の３億３０００万円でサインした。来季が３年契約の２年目となる。来年１月の米ロサンゼルス自主トレには、巨人に新加入する岩隈も参加。“呉越同舟”で汗を流す一方で、シーズンの必勝を誓った。（金額は推定）

　マリナーズ時代の同僚の日本復帰。「楽しみですよ。マリナーズでどれだけ貢献したかを目の当たりにしている。パワーアップした岩隈を見られると思う」と目を輝かせた。

　ただ、勝負は別だ。日本での対戦は、通算１２打数８安打１本塁打の好成績。メジャーでは７打数１安打だった。岩隈も含めて大補強をした巨人は強敵だが「ウチも若いいい選手がいる。育っていけば、絶対ウチの方がいい」と語気を強めた。

　古巣復帰１年目の今季も、打率・３２７をマークした青木。チームを４年ぶりの優勝に導くべく「もっと打ちたい。勝つための１本を打っていきたい」とさらなる高みを見据えた。