ヤクルト・原樹理投手が１３日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１１００万増の４０００万円でサインした。

　開幕ローテ入りした今季は５連敗を喫して中継ぎに配置転換。それでも、先発ローテに復帰した後半戦は安定した投球を披露して５勝。シーズン３０試合登板と６勝は、自己最多だった。

　球宴明けのペナントレース再開を前に、中村から得意なボールばかりに頼らない配球面のアドバイスを受けたことが転機に。「僕を変えていただいた。感謝しています」と女房役である先輩の助けが成長につながったことを明かした。

　「後半は少し野球を覚えられたかなという部分があった。そこは収穫。来シーズンにつなげていけたら」と意気込んだ原。先発ローテの柱の１人としての期待を「そこは目標にしなければいけないところ」としっかりと受け止めた。（金額は推定）