野球殿堂入り候補に掛布氏が加わる ラミレス、石井一らも

 野球殿堂博物館は5日、2019年の野球殿堂入りの候補者を発表した。

 プレーヤー表彰では前回までの12人に加えて新たな候補者が6名追加。現役時代にヤクルト、巨人、DeNAで活躍したアレックス・ラミレス氏(現DeNA監督)や米大リーグやヤクルト、西武で活躍した石井一久氏(現楽天GM)、“代打の神様”として活躍した元阪神の桧山進次郎氏らが名を連ねた。

 エキスパート表彰(指導者)では前回までの12名に、阪神の掛布雅之SEAら3名が新たに候補入り。阪神で育成&打撃コーディネーター(DC)や2軍監督として若手育成に手腕を発揮し、“ミスタータイガース”と呼ばれる掛布SEAに、新たな勲章が加わる可能性が出てきた。

 選考は報道関係者や球界関係者による投票で行われ、来年1月15日に発表される。「野球殿堂」は日本野球の発展に大きく貢献した人たちの功績をたたえ、顕彰することを目的に1959年に創設された。プロ球界で功績のあった競技者表彰(プレーヤー表彰と、指導者も対象となるエキスパート表彰)と、審判員やアマを含め球界に貢献のあった人が対象となる特別表彰がある。

 選出はいずれも投票で75%以上の得票が必要。殿堂入りした人は、東京ドームにある野球殿堂博物館にレリーフが飾られる。

 野球殿堂の候補者は、以下の通り。

〈プレーヤー表彰〉

 立浪和義

 高津臣吾

 川相昌弘

 野村謙二郎

 T・ローズ

 小久保裕紀

 桑田真澄

 石井琢朗

 城島健司

 佐々岡真司

 田口壮

 赤星憲広

※石井一久

※桧山進次郎

※前田智徳

※宮本慎也

※山崎武司

※アレックス・ラミレス

〈エキスパート表彰〉

 権藤博

 R・バース

 田淵幸一

 柴田勲

 大沢啓二

 足立光宏

 加藤秀司

 土橋正幸

 長池徳士

 松岡弘

 岡田彰布

 中畑清

※尾花高夫

※掛布雅之

※梨田昌孝

(※は新候補者)

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