来秋ドラフト候補 星稜・奥川「悔しい」2番手で1回1/3を無安打無失点

 「明治神宮野球大会・高校の部決勝、札幌大谷2-1星稜」(13日、神宮球場)

 世代初の頂点には、あと一歩及ばなかった。星稜・奥川恭伸投手(2年)は開口一番、「悔しいです」。2番手で1回1/3を無安打無失点で3奪三振。3試合連続の好投も勝利は呼び込めず、来秋ドラフト1位候補の右腕は、防御率0・00のまま神宮を去った。

 12日の準決勝・高松商は7回100球を投げ、この日は体に張りがあった。将来を見据える林和成監督(43)からは「後半に行くぞ。MAXで3イニング」と伝えられていた。

 先発・荻原吟哉投手(1年)が1点リードを守る好投を続けて出番が遅れ、登板は逆転された直後の七回2死一、三塁。「流れを持ってきたかった」。3番を145キロで空振り三振に仕留めると、八回も三者凡退。しかし、援護がなかった。

 今大会3試合で15回1/3を投げて、7安打1失点(自責点0)で26奪三振。「全国でそこそこ通用したけど、やることはたくさんある。来年は1位を取れるようにしたい」。星稜初の甲子園優勝に目標を切り替え、オフに臨む。

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