西武・山川&巨人・岡本、4番バトル フリー打撃でアーチ競演!

 ティー打撃で汗を流す山川
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 日米野球に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が6日、台湾代表との壮行試合(7日・ヤフオクドーム)を前に公式練習を行った。

 ジャパンの4番を巡る2人の争いが必ず悲願につながる。狙うは本番となる東京五輪での一発。西武・山川と巨人・岡本がフリー打撃で見せたアーチ競演が“4番バトル”への号砲だ。

 まずはレオの主砲が次々と放り込む。7日の台湾戦で4番濃厚の山川が49スイングで3連発を含む柵越え14本。9日からの日米野球期間中に4番で起用される岡本も、負けじと50スイングで9発を見舞う。途中から打撃投手を務めた稲葉監督が投じる白球に「打ちやすかった」とフルスイングで応えた。

 両者の様子は対照的だった。日の丸の4番を張る意義を問われた山川は「勝つためにホームランを打つのがベスト」とキッパリ。一方、巨人と代表の違いに岡本は「試合になれば変わらずにやろうかなと」と冷静だった。

 山川の打撃練習に岡本は「エゲつない。エグいです」と目を丸くした。2人に課せられた日の丸の4番争い。両者の競い合いが、侍の可能性を大きくする。

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