元阪神・麦倉監督率いる佐野日大、センバツ出場厳しく…関東大会準々決勝敗退

 「秋季高校野球関東大会・準々決勝、桐蔭学園8-1佐野日大」(23日、山日YBS球場)

 元阪神の麦倉洋一監督率いる佐野日大は準々決勝で敗れ、来春センバツへの出場が厳しくなった。

 エースの松倉亮太投手(2年)が4回1/35失点でKOされると、以降も流れを止められず失点を重ねた。打線は7安打を放ちながら8残塁。五回に1点を返し、なおも2死満塁のチャンスを生かし切れなかった。

 17年4月の麦倉監督就任以来初めて関東大会に臨んだが、聖地出場に大きく前進する4強へあと一歩届かず。「1つ歯車が狂うとこんな感じ。空回りした」と完敗を認めた。

 新チーム結成後、作新学院を破って秋季栃木大会を制した。今大会初戦も土壇場の九回に逆転し突破するなど力は着実につけてきている。

 それでも指揮官は「厳しいシーズンオフになる」と、もう一度鍛え直すことを誓った。「ここからどうやって伸びていくか」。この敗戦を糧に、視線を早くも夏に向けた。

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