巨人、菅野が東京ドームMVP授賞式に出席「満場一致で選んでもらい、うれしい」
巨人・菅野智之投手が、東京ドームにおける公式戦で最も活躍した選手に贈られる「2018年度東京ドームMVP賞」を受賞し23日、東京ドーム内で開催された表彰式に出席した。
今季セ・リーグ最多勝、最優秀防御率、最多奪三振と圧巻の投球を披露した菅野は、本拠地でも先発13試合で10勝3敗(完投6、完封6)防御率1・68と好結果を残しての2年連続受賞となった。
松井秀喜、阿部慎之助以来最多タイとなる3回目の受賞となったエースは、「満場一致で選んでもらったというのはうれしいことだが、来年は誰か対抗馬がね、少しでも票の割れるくらいの選手がでてきてくれたらうれしいなと思う。僕もそれが刺激になっていい成績を上げられると思う。3位に終わってしまったので、優勝してここに帰ってこられるようにがんばっていきたいと思います」と来季、本拠地で6完封以上を目標としている右腕は力強くコメントした。
また、東京ドームMVP特別賞には今季史上最年少の“3割・30本・100打点”を達成した岡本和真内野手が受賞。人生初となる表彰式に上がった若き4番は「賞状は卒業式でもらった以来」と笑いを誘い、「来年は東京ドームで活躍できるように。今年で全く満足はしていない。来年は今年の成績よりはるかに上をいけるように」と力を込めた。
MVP賞の菅野には表彰状と賞金300万円の目録が、特別賞の岡本には表彰状と100万円の目録が贈られた。両選手の受賞を記念して、「スターメモリアルプレート」がドーム内の1階コンコースに展示されることが決まった。