大阪桐蔭8冠に王手 準決&決勝なし、3日最終戦で4校“優勝”
「福井国体・高校野球硬式・1回戦、大阪桐蔭2-0下関国際」(1日、福井県営野球場)
大阪桐蔭が今秋ドラフト候補の活躍で、盤石の試合運びを見せ、“8冠”へ王手をかけた。
同1位候補の藤原恭大外野手(3年)は二回無死で初球を捉えて右前打。根尾の2ランで先制のホームを踏んだ。根尾の後を受けて六回から登板した同じくドラフト候補の柿木蓮投手(3年)も、140キロ台後半の直球を主体に、4回2安打無失点の好投を見せた。
現世代は、今年の春夏の甲子園と、昨秋、今春、今夏の大阪大会と、昨秋、今春の近畿大会を制している。今大会は日程変更で、3日の済美戦に勝てば、1位扱いとなる。西谷監督は「日程のことは仕方ない。できる試合をしっかりとやって勉強したい」と3年生と最後の試合へ気合を入れた。