ソフトバンク本拠地大敗で終戦 M1西武のV決定

 「ソフトバンク1-9ロッテ」(30日、ヤフオクドーム)

 負ければ「終戦」のソフトバンクが大敗で力尽きた。これによりマジック「1」としていた西武の10年ぶりの優勝が決まった。

 本拠地で意地を見せたいソフトバンクだったが、先発大竹が四回にロッテ・中村にソロを浴びるなど、4回3失点で降板。

 1-3と2点ビハインドで迎えた八回は悪夢を見る。4番手でマウンドに上がった五十嵐は先頭の中村に中前打を打たれると、続く井上に四球を出し、嘉弥真に交代。ここで角中に中前適時打を打たれて1点を失う。嘉弥真は続く安田に四球を出し、無死満塁とする。鈴木を遊ゴロに仕留めて1死を奪ったところで、石川に交代。しかし石川が岡にバックスクリーンへの満塁弾を浴びた。

 石川は九回にも菅野に2号ソロを被弾。結局8点差で大敗。西武の試合終了を待たずして優勝の望みは断たれた。

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