大阪桐蔭・藤原の父・史成さん「周囲のおかげ」幼少から指導「褒めたことない」

 「第100回全国高校野球選手権・決勝、大阪桐蔭13-2金足農」(21日、甲子園球場)

 三塁アルプスで声援を送った大阪桐蔭(北大阪)・藤原恭大外野手(3年)の父・史成さん(43)は息子の活躍に目を細めた。

 藤原が野球を始めたのは小1。嫌がる藤原を強引に野球チームへ連れて行ったという。「『行くぞ!』と言うと、寝たふりをしていました」と懐かしそうに振り返った。

 幼少期から足が速く、競走はいつも1番。「小、中で本気で走っている姿を見たことはありません」という。ただ、甘やかさなかった。「僕は褒めたことはありません。中学で打率7割ぐらいを打った時も。まだできる、と言い続けました」。家の外でバドミントンの羽根を投げ、藤原が打つ。サポートも惜しまず、親子でレベルアップを目指してきた。

 高校では人間的な成長も感じた。「昨年の(U-18)W杯で清宮選手から『上でやるにはメディアへの対応が大切』と言ってもらったそうです。昔は活躍してインタビューに呼ばれても、逃げて他の子に譲る子でしたけどね。周囲のおかげです」と声を弾ませた。

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