浜松主将猛打ショーで下関国際が初8強

 「第100回全国高校野球選手権・3回戦、下関国際4-1木更津総合」(17日、甲子園球場)

 下関国際が県勢13年ぶりの8強入りを決めた。主将の1番・浜松晴天内野手(3年)が3安打2打点。「(先発のエース)鶴田を楽に投げさせたかった。打線がつながった」と胸を張った。

 二回に1死二、三塁から左前タイムリー。九回にはダメ押しの右中間適時二塁打を放った。1年夏からレギュラーを務める浜松は、昨秋の新チーム結成時に自ら主将に立候補。抜群のリーダーシップでチームを春夏とも甲子園に導き、快進撃の立役者となっている。

 チームは派手なユニホームでも話題だ。4年前に新調したもので「赤は長州の情熱を、青は関門海峡を表している」と坂原秀尚監督(41)。日大三との準々決勝に向け「何が何でも勝ちたい」と浜松主将。新興勢力が熱い志を胸に、強打の名門に挑む。

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