楽天アマダー ドーピングで6カ月間の出場停止処分 規定違反は5人目

 日本野球機構(NPB)は9日、アンチ・ドーピング規定に違反したとして楽天・ジャフェット・アマダー内野手(31)に対し、2018年8月9日から2019年2月8日まで6カ月間の出場停止処分を科すると発表した。

 アマダーは今季6月13日・中日戦(楽天生命パーク)でのドーピング検査の対象となり、尿検体が採取された。7月23日に分析機関より「クロルタリドン」と「フロセミド」の検出報告があり、いずれも「利尿薬および隠ぺい薬」で指定されている禁止物質だった。

 7月30日に球団関係者立ち会いのもと、アマダー本人と面会し弁明の機会を設け、アマダーは意図的な摂取はないと述べ、今回の検査の正当性に異議がないことを確認した。

 NPBはこの日、球団を通じて本人に通告した。

 NPBアンチ・ドーピング規定違反は今回で5人目。以下は過去の規定違反者。

 ▽2007年8月10日 ガトームソン(ソフトバンク)

 ▽2008年5月26日 ゴンザレス(巨人)

 ▽2008年6月26日 リオス(ヤクルト)

 ▽2011年9月1日井端弘和(中日)

 4段階ある処分のうち、今回のアマダーの処分は最も重い「無期限出場停止」に次ぐ2番目に重いものとなった。

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