楽天・岸、熱投2回無失点「三振3つ満足してます」
「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ1-5全パ」(14日、リブワーク藤崎台球場)
楽天・岸が熱投した。糸を引くような直球、そして美しい軌道を描くカーブを駆使した31球で、2回を2安打無失点、3奪三振。自身4年ぶり4度目の夢舞台に花を添えた。
「三振も3つ取れたので満足しています」。オール直球で挑んだ青木に二塁打を浴びたが、ロペスは宝刀カーブで空振り三振。筒香には再び全球直球で空を切らせた。イニングをまたぎ、先頭の鈴木は外角への145キロで見逃し三振。全セの中軸をなで斬りにし「力勝負できたのは良かったし、自信になった」と笑みを漏らした。
菅野との防御率リーグトップ同士の投げ合いを貫禄十分に演じた右腕。「楽天の代表として、いいところは見せられたと思う。後半戦はしっかりローテを守って最後まで投げ切りたい」とペナントレースへ視線を向けた。