西武・山川、21、22号連弾!!楽天・岸を打ち砕いた

 「楽天2-3西武」(7日、楽天生命パーク宮城)

 かつての獅子のエースを4番が打ち砕いた。二回無死。西武・山川穂高内野手が楽天・岸の投じた低めの145キロ直球をバットに乗せた。鋭い打球は左中間席に着弾する21号先制ソロとなった。

 四回も岸のスライダーを左中間席へ運ぶ。今季初の2打席連発となる22号ソロ。リーグ2位のソフトバンクの柳田、デスパイネに3本差をつけた。「1本目は完璧。岸さんの真っすぐを打ち切れてよかった」と満足そうにうなずいた。今季3度あった雨天中止明けの試合では全て本塁打を放ち、計5本目だ。

 3連勝で2位日本ハムとのゲーム差を3に広げた。辻監督も「いい投手(岸)はなかなか打てないが、山川が2本打ってくれたね」とうなずく。首位固めを狙うレオを、雨のち必ず晴れる4番がけん引する。

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