DeNA、神里が延長十一回、決勝打 投手戦にケリつける オリックスは5連勝ならず
「交流戦、オリックス0-1DeNA」(16日、京セラドーム大阪)
DeNAの神里が延長十一回2死二塁から試合を決めるタイムリー三塁打を放った。この回、先頭の大和が四球で出塁すると、犠打バントなどで2死二塁とし、この好機で神里が決勝点をたたき出した。
1番を打つドラフト2位ルーキーは、「粘ってつないでくれたチャンスだったので何とか打ちたかった。気持ち良かったです」と緊張気味にヒーローインタビューを受けていた。
試合は投手戦。オリックス・ディクソン、DeNA・浜口の両先発投手が力投し、両軍無得点のまま、延長戦に入った。
浜口が7回を4四死球もわずか2安打で、7三振を奪い、無失点に抑えれば、ディクソンは7回を同じ2安打でも、無四球で9三振を奪ってDeNA打線を寄せ付けなかった。
結局、延長十一回を戦って両軍ともに3安打。今季初の5連勝が懸かっていたオリックスは、九回に死球と犠打バントなどで2死一、二塁のサヨナラ機をつくったが、小田が空振り三振に倒れた。