大阪桐蔭・西谷監督、春季近畿大会2連覇に「総決算の夏が始まるな」【一問一答】
「春季高校野球近畿大会・決勝、大阪桐蔭3-1智弁和歌山」(3日、明石トーカロ球場)
大阪桐蔭が今春センバツ決勝と同カードとなった決勝を制し、春季近畿大会2連覇を果たした。西谷浩一監督(48)の試合後の一問一答は以下の通り。
-智弁和歌山とセンバツ決勝以来の再戦となった。
「高嶋さんは夏への準備で1年生(細川)を1番で使って、平田くんも先発で来てくれた。いい試合をさせてもらってありがたいな、と思いました」
-「5番・投手」で先発した根尾が1失点で完投した。
「序盤はばらついていましたが、ボールに力がありましたね。3回ぐらいまでは相手に押されている感じがありましたが。夏は根尾だけではなく、投手は打たれるので、打たれながらどうするかが大切。夏へ向けていい戦いができたと思います」
-今春センバツなど、根尾に決勝を任せている印象がある。
「たまたまです。柿木でもよかったんですが、昨日リリーフをしているので。順番というとおかしいけど、連戦になったので。根尾を置いておいたわけではありません」
-今大会の収穫は。
「根尾は(春季)大阪大会から投手としての度合いを上げてきて、大阪大会決勝、近畿大会でも投げられましたし、横川も力強いボールを投げていた。野手は宮崎をケガで欠きましたが、そこでワンポイントを試せたし、いい競争ができました。宮崎はもうすぐ帰ってきます」
-夏の大会前の公式戦が全て終わった。
「経験値としてはいろいろな経験ができたと思います。総決算の夏の大会が始まるな、と思いながら閉会式を見ていました。今日は(決勝がなければ)明徳義塾さんと練習試合で、B戦も三重さんと練習試合をする予定だったんですが、できなかったので、今日はその4試合分をぶつけようと思っていました。これからメンバー外にもチャンスを与えて見極めながら、夏のメンバーを決めたいと思います」