広島大が17季ぶり優勝 全国舞台で“国立大旋風”巻き起こす 広島六大学野球

 「広島六大学野球、広島大2-1広経大」(21日、広工大球場)

 広島大が2-1で広経大を下して勝ち点を5に伸ばし、09年秋以来17季ぶり12度目の優勝を決めた。エース中田朋輝(4年)が19日の1回戦に続く完投勝利を収めた。近大工は4連覇を逃した。

 負ければ最終週に試合を残す近大工に優勝の可能性が膨らんでいただけに「うれしい気持ちしかない。プレッシャーのかかる中で力を出し切れた。自分の成長を感じる」と中田。今季6勝をマークし、防御率は0・89。最速148キロの直球とカットボールを武器にした安定感のある投球は際立っていた。

 6月11日から始まる全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)への出場権も手にした。初戦の相手は東北福祉大だが、リーグ通算23勝(13敗)を挙げている右腕は「自分の力が全国でどれくらい通用するか楽しみ」と腕をぶした。全国の強豪私大が集まる大舞台で、広島大が“国立大旋風”を巻き起こせるか。

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