「日本ハム２－５ロッテ」（８日、東京ドーム）

　敗戦の責任を背負った。日本ハム・中田が５打数無安打と沈黙。延長十一回、今季最長４時間２２分の熱戦に敗れ、連勝は５でストップ。「相手ピッチャーどうこうより自分の責任。申し訳ない」と唇をかんだ。

　好機で４番がブレーキ役になっては勝てない。六回無死一、二塁で三ゴロ併殺。この回１点しか奪えなかったことが後々、響いた。十回の無死一塁でも三ゴロ併殺に倒れ、Ｆ党からため息が漏れた。

　１６年７月以来２年ぶりの６連勝を逃し、栗山監督は「決められるところはいっぱいあったが、一生懸命やっているから」と選手かばった。「反省を生かし次、しっかりやりたい」と中田。打倒ソフトバンクに燃える４番は気持ちを切り替えた。次戦で取り返す覚悟だ。