ヤクルト・小川、逆襲の幕開け 手術後初ネットスロー60球

 ヤクルト・小川泰弘投手(27)が10日、復活への第一歩を記した。埼玉・戸田球場で自主トレを行い、昨年10月2日の右肘疲労骨折の手術後初めてボールを投じた。

 左足を高く上げる投球フォームを確認しながら、約15メートルの距離から60球のネットスロー。最初は緩やかだった軌道も、徐々に力強いものに変わった。時折、笑みもこぼれたエースは「怖さもなく、意外と投げられた」と充実感をにじませた。

 3カ月のノースローは予定通り。9日に病院で診察を受け、スロー再開のGOサインが出た。復帰への最初のステップをクリア。今後については「骨にストレスをかけて、投げるための肘にしていかないといけない」と話し、経過を見ながら段階を踏んでいく。

 順調に調整が進めば、2月中旬にブルペン入り、開幕時には「目指すところはそこ」と先発ローテで100球という青写真を描く。「ホッとはしていない。さあ、始まったぞという感じ」。“逆襲のライアン”の2018年が幕を開けた。

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