逆転負けに阪神・岡田監督は怒り心頭 野手陣に危機感「打つほうがあまりにひどすぎる」Wストッパーはかばう 一問一答

 選手の交代を告げベンチに戻る岡田監督(撮影・石井剣太郎)
 8回、空振り三振に倒れた中野(撮影・石井剣太郎)
 ベンチで敗戦を見届ける岡田監督(中央)=撮影・飯室逸平
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 「阪神1-2巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神はまさかの逆転負け。0-1で迎えた九回にゲラが岡本和に同点弾を浴びると、十回は岩崎が丸に決勝犠飛を許した。打線は七回に菅野から3連打で1点をもぎとったが、得点はこれだけ。チーム打率・223はリーグ最下位と低調で、岡田監督は交流戦を前に野手陣に危機感を募らせた。一問一答は以下。

-後ろの投手より打線か。

「打線よ、そんなもん。何にもせえへんのやもんなあ」

-各自が考えて。

「まあなあ、初めてのピッチャーちゃうからなあ」

-(菅野に)3回で30球を投げさせて中盤からという感じに見えた。

「いやあそうでもないわ」

-6回の攻撃の前に円陣を組んだ。

「なんにもせえへんから、俺が言うたんやで。こんなんやってたら、またやられるでって」

-円陣は好きじゃない。

「ああ。でもおまえ、同じことばっかり繰り返しているわけやから」

-状態とかそういう問題ではない。

「ないよ、そうじゃないよ。きれいなヒットなんかでえへんで」

-打席での考え方で思うところは

「そらあるよ、いっぱい」

-才木は粘った。

「粘った、粘った。もう十分よ。1点じゃのお。1-0で勝とうと思う方が間違いよ。ピッチャーもたんよ。あんなんしとったら。それをバッターが分かるかどうかやろうな」

-4月は楽な展開で投げさせたいと言っていたが点取れないことがしわ寄せに

「まず点を取るよりヒットを打つことよ。そらこんなんで勝ったらあかんということやろ。失礼やいうことよ」

-野球の神様が…

「野球の神様、そんなん知らんけど。そういうことやろ。勝っただけで終わってしまうからのお、野手の方は。毎日やから、ピッチャーは。中6とかでなんとか0点に抑えようと思って投げとるわけやから。そらもう打つ方があまりにも酷すぎるよな。これから交流戦やから余計やで。真っ直ぐが打てんから。もうちょっと考えなあかんわな。だからパ・リーグのピッチャーなんかこれからな、強いストレートくるよ。もっと点入らんわ、交流戦なったらな、今の状態じゃな」

-頭痛い

「頭痛いって、お前(笑い)。打席にいくのも選手やねんから、なんぼ言うてもしゃあないやん。真っすぐ遅れるんやから。そら水口もミーティングで前行って打ってって言うてるけど、誰1人前行って打ってないやろ」

-やろうと思ってもできない

「技術がないんやろな。まあ、差されるのはずーっとやんか。ずーっと速いボール打てんみたいやな」

-変化球を空振りするのが嫌なのか

「いや、知らん。それはお前、個々の選手の感覚やろ。およげ言うてんのにな」

-交流戦前できれいに勝っておきたかった

「きれにって言うかお前今日の1-0で勝ってそれがきれいかどうかわからんで。勝ち負けだけでやったら、そら勝っとくのに越したことはないけど、やっぱりこんな勝ちばっかりな。わからんかな、そらバッター陣はな。こんな点な、点言うかヒットが出ないってお前」

-ここまでの戦い。

「まぁ(貯金)6いうてもそんな…。そら不思議よ、はっきりいうて。そやろ?数字見たら不思議やんか」

-後ろもたまには打たれる。

「いや、そら打たれるよぉ。そんな1年間打たれんことはないわけやからなぁ。まぁ岩崎はちょっとボールいってない、調子悪いなぁ。こないだ広島ぐらいからなぁ。だらも今日は9回は最初からゲラのつもりやったけどなぁ。不用意やったよなぁ、初球がなぁ。もっと丁寧に入っとけばっていうのがあるけど。でも、いつもいつも1点差で投げとってそれは、もう言うのが酷よ、はっきりいうて。そんなんもう、なぁ。昨日の3点ぐらいあればな、まだな、楽に投げれるけどお前、毎試合毎試合こういう展開じゃお前、そら交流戦で点入らんぞ。ほんま入らんよ」

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