巨人・菅野が大暗転 ノーノー快挙まであと8人から3連打で7回途中KO 同一カード2度目の大偉業へ近づくもまさか…

 7回、先制を許し降板する菅野(左)=撮影・山口登
 7回、菅野(手前)から二塁打を放つ森下(撮影・飯室逸平)
 7回、連打で先制を許した菅野は阿部監督から降板を告げられる(撮影・田中太一)
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 「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)

 巨人の菅野智之投手が七回、1死から森下に右中間を破る二塁打を浴び、ノーヒットノーランの快挙まであと8人で途絶えた。

 立ち上がりから力のあるストレートを軸に、キレのあるスライダーをフォークを織り交ぜた投球。二回、2死からノイジーに四球を与えたが、以降も阪神打線から凡打のヤマを築いていった。

 だが、七回、1死から森下との対戦。2ボールから3球目の149キロを狙われ、右中間を破る二塁打で初安打を許した。さらに続く大山に三遊間を破られ、1死一、三塁のピンチ。ここで続く渡辺に右前打を浴び、3連打で先制点を失った。ここでベンチから阿部監督が出て、2番手・船迫との交代を告げた。右腕はピンチを切り抜け、菅野は七回途中1失点となった。

 降板後は「久しぶりのマウンドでしたがテンポよくアウトを積み重ねられたかなと思います。ただ点を取られた回の、大山選手への1球だけ悔いが残ります。逆転を信じてベンチで精いっぱい応援します」とコメント。巨人は24日の初戦で戸郷が、ノーヒットノーランの快挙を達成していた。

 チームは苦しい展開だったが、九回1死から岡本和が試合を振り出しに戻す同点ソロ。ベンチの菅野は満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズしながら主砲を迎えていた。延長十回には丸の犠飛で勝ち越しの1点を奪い、菅野の好投が結びついた。

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