ロッテ・ドラ1安田「球界を背負う選手に」 清宮、中村と「切磋琢磨」

 ロッテからドラフト1位指名された安田尚憲内野手(18)=履正社=が25日、大阪市内で入団交渉に臨み契約金1億円、年俸1240万円で合意した。目標はどこまでも高い。プロの門をくぐった若武者は気後れせずに、こう言った。

 「いずれはチームを代表するような選手になり、日本球界を背負って立つ選手になっていきたい」

 高校通算65本塁打。担当の下敷領スカウトは「待望の和製大砲候補で将来は4番を任せたい」と評したが、これはロッテの悲願だ。

 86年に落合博満が50本塁打を放って本塁打王になって以来、31年間チームから本塁打王が出ていない。ロッテにとって、まさにノドから手の逸材だ。

 日本ハム・清宮、広島・中村と並ぶ高校ビッグ3は、同期を特別意識することなく、サラリと流した。

 「切磋琢磨(せっさたくま)していきたい。プロはもっと上のレベルになっていくので、一歩でも先に行けるように実力を付けていきたい」

 現在はウエートを中心にバランスのいい練習に打ち込んでいる。「プロは厳しい世界。覚悟を持ってキャンプに入っていければ」

 大阪の“吹田っ子”がこれからは千葉でその力を磨く。「ロッテのファンは熱い。声援に応えられるように頑張りたい」。最後、グッと表情を引き締めた安田だった。

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