巨人・由伸監督も右手でクジ 92年ゴジラ射止めたミスターのゲン担ぎ

 巨人・高橋由伸監督(42)が23日、ドラフト会議での抽選の際、右手でくじを引くことを明らかにした。1位指名は早実・清宮幸太郎内野手(3年)が最有力。複数球団による抽選を、松井秀喜を引き当てた長嶋茂雄監督(当時)同様、右手で交渉権を射止める。

 今年、初めてくじ引き役を務める指揮官は「確率からいったら、右手だよね」とニヤリ。事前に報道陣から近年は右手が左手よりも“勝率”が高いという資料を渡されており、データにミスターの縁起の良さを加味して、抽選に挑む。

 92年度の松井は4球団が競合した。清宮に対しては、それ以上の球団の参戦が予想される。自身のくじ運を「あんまり当たったことがない。そんなところで運を使っても」と振り返った指揮官。これまでとっておいた“運”を、勝負どころで発揮する。

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