巨人・藤村が現役引退を決意「ジャイアンツ一筋で」 球団職員で再出発へ
巨人・藤村大介内野手が14日、今季限りでの現役引退を表明した。川崎市のジャイアンツ球場を訪れ、「この度は球団にお世話になることになりました。現役引退を決意しました」と話した。
07年度の高校生ドラフト1巡目で入団し、11年には盗塁王に輝いた。だが、13年から出場機会が減り、今季は1軍出場なし。7日に来季の契約を結ばないことを発表されており「トライアウトを受けることも考えた」というが、「ジャイアンツ一筋でいきたいという気持ちが強かった」と、13日にユニホームを脱ぐことを決断した。
ポストは未定だが、今後は球団職員として再出発する予定。「グラウンドに立つことはもうなくなるけど、これからもともに戦っていくつもり」と力を込めた。