ロッテ 19歳成田は2敗目に唇かむ「課題がたくさんあります」
「楽天5-0ロッテ」(10日、Koboパーク宮城)
ロッテは今季2度目の先発となったプロ2年目左腕、成田翔投手(19)が2敗目を喫した。
「いただいたチャンスなのでしっかりとやりたい。走者を背負ってからの投球が課題です」。
こう話して上がったマウンドだったが、5回を87球、被安打「6」で「4」失点(自責は2)だった。
一回、先頭の茂木に2-0からの138キロストレートを左中間に運ばれた。三塁打。続く藤田に初球、スクイズを決められた。
二回、2死から村林にプロ初安打を許すと、やはり茂木だ。135キロのストレートを左に打ち返されて適時二塁打となった。
四回には2個の四球が絡んでピンチを招き、味方の失策も飛び出して2点を失った。
「正直、悔しいです。課題がたくさんあります」。19歳は唇をかみしめた。
チェンジアップやスライダーといった変化球を駆使したが、「きょうは速球で空振りやファウルを取れなかった。球速は身体ができれば増す。まず切れや精度を上げたい」
大きな課題の1つにストレートのレベルアップを上げた。
プロ2年目での黒星を糧に成田が飛躍を期す。