阪神の新井良太内野手(34)が今季限りで現役引退することが10日、分かった。近日中に正式発表される。10日の中日戦(甲子園)が現役最終戦となる見込み。
広島・広陵高から駒大を経て2006年に大学・社会人ドラフト4巡目で中日に入団。10年オフの交換トレードで阪神に加わり、13年には開幕戦に4番で先発した。兄の新井貴浩内野手(現広島)と14年までチームメートとしてプレーした。
9日までの通算成績は629試合で298安打、40本塁打、151打点、打率2割3分8厘。今季は16試合の出場にとどまっていた。