新井貴浩 弟・良太の引退に「たくさん応援してもらって幸せだったと思う」
広島・新井貴浩内野手(40)が10日、マツダスタジアムを訪れ、今季限りでの現役引退を決断した弟の阪神・新井良太内野手(34)について報道陣の取材に応じた。
一問一答は以下の通り。
-相談は受けたか。
「本人も気持ちが揺れ動いていた。その中で相談もあった。でも最終的に良太の野球人生だから、自分で決めなさいと言った」
-阪神時代は一緒にプレーした。
「一緒のチームでプレーしたし、いい経験をさせてもらった」
-新井良のプレースタイルの長所は。
「彼のいいところはどんな時もとにかく明るく、元気がいい。プレーというより姿勢かな。野球に取り組む姿勢は素晴らしかった」
-やはり気になる存在だったか。
「気にはなっていた。体はどうかとか。連絡があるときは向こうから。シーズン中も食事に行っていたしね」
(続けて)
「幸せだったんじゃないかな。たくさんの人に応援してもらっていたから。阪神タイガース、中日ドラゴンズ、応援してもらったたくさんのファンの人に感謝していると思うし、兄としても感謝しています。ありがとうございます」
-寂しさは。
「多少はあるかな。さみしい気持ちはあるけど、良太に限らず、遅かれ早かれ、誰もが来るから。こうやってたくさん応援してもらって幸せだった思う」