金本監督が安藤にサプライズ演出「僕は2回優勝させてもらった」
「阪神6-1中日」(10日、甲子園球場)
阪神・金本監督が八回、引退登板となった安藤に“サプライズ演出”を行った。
球審に投手交代を告げると、きれいなボールを受け取りマウンドへ。背番号16がリリーフカーから降りてくるのを出迎えると、言葉をかけながらボールを手渡し、力強く肩をたたいた。
「03年、05年と優勝している仲間ですからね。03年はセットアッパーで05年は先発で11勝したんかな。あの2回の優勝は安ちゃんがいなかったらできてないと思うので。僕は安藤に優勝させてもらった、いい思いをさせてもらったと感じてますから。安藤がいなかったら2回、優勝できてないですよ」と指揮官は理由を明かした。
現役時代を一緒に戦い、2度の優勝を手にした“仲間”を笑顔で送り出した。