高岡商・土合、漢方薬で体質改善も…春夏で初戦突破ならず「後半力尽きた」
「全国高校野球選手権・2回戦、東海大菅生11-1高岡商」(14日、甲子園球場)
エースは泣きはらした目で、インタビュー台に上がった。高岡商(富山)の土合伸之輔投手(3年)は「粘り強く投げたかったが、後半に力尽きた。自分の責任です」と肩を落とした。
五回までは1-1と互角の勝負。コーナーを突き、西東京大会で日大三、早実などを破った東海大菅生打線を抑えた。
しかし六回、先頭打者に三塁打を打たれ、続いて左犠飛で勝ち越し点を与えると、七回にも2安打で1点を失った。八回からは山田龍聖投手(2年)にマウンドを譲ったが、その山田も相手打線につかまり降板。土合は九回1死から再登板したが、3ランを浴びるなど流れを止められなかった。「西東京を勝ち抜いただけあって、スイングが鋭い。相手が上だった」と力の差を痛感した。
春夏連続の甲子園は、ほろ苦い思い出となった。今年のセンバツ1回戦、対盛岡大付では、軽い熱中症の影響で九回に1球投げたところで降板。試合は9-10の1点差で敗れた。
以来、「自分は体が弱い」と実感。チームトレーナーの指示で食事改善、サプリメントや漢方薬の服用で体調管理を万全にし、夏に挑んだ。春季大会後には、カットボールやフォークを習得し、投球の幅を広げた。
今大会では熱中症にはかからなかったが、全国大会の厳しさは変わらなかった。「準備では負けていないつもりだが、勝ち切るというテーマを達成できなかったので物足りなさが残る」。今後は大学に進み「高校での経験を生かしたい」と、野球を続けるつもりだ。





