藤枝明誠・久保田172球も踏ん張れず涙

 「全国高校野球選手権・1回戦、津田学園7-6藤枝明誠」(8日、甲子園球場)

 藤枝明誠・久保田蒼布投手(3年)が172球目に力尽きた。五回までに6失点したが、六回以降は十回まで無安打投球。最後は延長十一回、甘いチェンジアップを痛打された。「踏ん張れなくて、チームに申し訳ない」と涙。高校日本代表1次候補に名を連ねる技巧派サイド右腕は「こういう大舞台で堂々と投げられる投手になりたい」と誓った。

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