明星が2回戦へ エース北野が八回2死までノーヒット

 「高校野球大阪大会1回戦・明星5-1天王寺」(14日、花園)

 明星が、エース・北野夏翔人(なつひと)投手(3年)の好投で2回戦へ進出した。

 サイドスローからコースを突き、四回まで1人も走者を出さない完璧な投球を展開。ノーヒットピッチングを続けていた八回2死から2連打を許して失点したが、この2安打のみに抑えて9回1失点で完投した。

 「今日はストレートで押し込めました。六回ぐらいから、もしかしたら(ノーヒットノーランが)いけるかもと思いました」。神戸大学進学を目指す右腕は、現チームでの公式戦初勝利に声を弾ませた。

 明星は1963年夏の甲子園で全国制覇を果たすなど、春夏通算8度の甲子園に出場している。かつてはPL学園、興国などと私学7強と呼ばれたが、1972年夏を最後に甲子園から遠ざかっている。

 この日も多くのOBがスタンドに詰めかけており、同校OBの吉村卓也監督(45)は「これだけ注目してもらえるのはうれしいですね。選手にも感じてやってもらいたいです」と次戦へ意気込んだ。

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