「交流戦、ソフトバンク３－０阪神」（９日、ヤフオクドーム）

　ソフトバンクが４連勝でカード初戦を取った。前３戦に続きこの日も柳田のバットが勝利を導いた。

　初回は今宮の左線二塁打と柳田の中前適時打で１点を先制。三回も柳田の左越え１５号２ランで２点を加えた。

　先発・バンデンハークは６回３安打無失点で６勝目（３敗）を挙げた。

　４夜連続のお立ち台となった柳田は、「できすぎです。（初回も三回も）どんどんいこうと、それだけです」とさりげなく語った。交流戦１０試合で２０打点７本塁打。インタビュアーから「どんな球でも打てそう」と向けられると、「プロ野球はそんなに甘くないので必死に食らいついています」と答えた。

　阪神は打線が沈黙。糸井は六回に中前打を放った後、代走を送られて球場を離れた。先発・岩貞が７回６安打３失点で４敗目（２勝）。