大阪桐蔭・西谷監督「感動的なゲーム」 采配ハマッた!狙い通り14安打

 優勝し選手たちに胴上げされる大阪桐蔭・西谷監督
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 「選抜高校野球・決勝、大阪桐蔭8-3履正社」(1日、甲子園球場)

 史上初となった大阪勢同士の決勝は、大阪桐蔭が履正社を振り切り、12年以来2度目の優勝を果たした。3点リードを追いつかれた直後の九回、代打・西島一波捕手(3年)が勝ち越し2ラン。決勝では史上初となる代打本塁打で試合を決めた。藤原恭大外野手(2年)も先頭打者弾を含む2本塁打を放つなど、一発攻勢でライバルを下した。

 たくましさを増した選手たちが誇らしい。「感動的なゲームをやってくれた。全員で勝ち取った勝利です」。渡辺元智(横浜)に並ぶ春夏通算5度目の優勝、監督通算甲子園42勝目。そんな個人記録はサラリと受け流し、大阪桐蔭・西谷監督は見違えるほど成長したチームをたたえ続けた。

 「命懸けでやる」と臨んだ大阪決戦。西島の代打起用など采配面だけでなく、事前準備も抜かりはなかった。前夜と朝、1回戦で履正社・竹田から13安打を放った日大三打線の映像を見せた。「しっかりとたたく打撃のイメージを持ってほしかった」。4本塁打を含む14安打は狙い通りと言っていい。

 優勝直後、すぐに「また夏な」と声を掛けた。同校の春夏通算50勝も通過点。「明日からまた夏の山を登ろうと思う」。西谷監督は真っすぐに前を見据えた。

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