G杉内実戦に前向き「気持ちが入る」1年7カ月ぶり1軍合流

 「巨人春季キャンプ」(13日、那覇)

 巨人・杉内俊哉投手(36)が、約1年7カ月ぶりに1軍に合流した。1軍2次キャンプ地の沖縄への移動前、宮崎空港で「久々だね。気持ちが入る」と話し、1軍では15年7月21日以来登板のない実戦にも「調子が良ければ。納得した形で実戦に入れれば」と前向きな姿勢を見せた。

 15年の右股関節手術からの完全復活を目指す杉内は今キャンプ、2軍で調整を続けてきた。ブルペンには計5度入り、順調ぶりをアピール。「調子が良かった」という昨秋の宮崎キャンプ時にも「徐々に近づいている」と手応えを持つ。より温暖な沖縄で、さらに状態を向上させていく。

 宮崎空港で杉内からあいさつを受けた高橋監督は「自由にやらせるよ」と調整は任せる方針。フリー打撃などの登板は「10年以上ない」といい、今年初実戦は対外試合になる可能性が高い。まずはそこに達するべく「1軍のブルペン捕手に受けてもらって、いい時とどれくらい差があるか見てもらいたい」。完全復活への階段を、軽快に上り続ける。

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