沖縄尚学ライアン山城、進化の14K

 「全国高校野球・2回戦、沖縄尚学3-1作新学院」(17日、甲子園)

 「琉球のライアン」が奪三振ショーで進化を証明した。2回戦4試合が行われ、4季連続出場の沖縄尚学(沖縄)は作新学院(栃木)を3‐1で破り、2年連続で初戦を突破した。エース山城大智投手(3年)は3安打無四球、14三振を奪う力投で1失点完投勝利を収め、チームは甲子園で春夏通算20勝となった。

 3季連続で踏んだ聖地のマウンドで、進化した「琉球のライアン」が躍動した。「春と違った投球を見せるために、空振りと三振を狙った」。3年前に4強、昨年も16強の作新学院から公式戦最多の14奪三振。沖縄尚学のエース山城は有言実行の快投に胸を張った。

 米大リーグ往年の名投手、ノーラン・ライアンをほうふつさせる、左脚を肩の高さまで上げる独特のフォームと強気の投球で、3万4000人の大観衆を沸かせた。初回に先制弾を浴びたが、逆にこれでスイッチが入る。七回の3者連続三振など、八回以外は毎回三振を量産。無四球の安定感で、二回以降は三塁を踏ませなかった。

 この日の最速は143キロをマーク。さらに直球狙いの相手打線を、配球面でも手玉に取った。捕手の伊良部が「ストレートを張っているバッターに有効」と明かしたように、低めに鋭く沈むツーシームを多投。次々とバットに空を切らせた。

 今春の選抜大会は、豊川(愛知)との準々決勝でわずか37球で2回5失点KO。この悔しさを同じ甲子園で晴らすことだけを考えてきた。打者の反応を観察し、試合の流れで投球を修正。走者を出した後は、セットポジションの間合いを変えるなど工夫を重ねた。

 相手に応じた投球ができるようになった山城は、沖縄大会で4試合に登板してわずか1失点。30回で31奪三振と圧巻の投球を披露した。帰ってきた甲子園でも成長を証明し、試合後は「一球一球、スタンドの反応を楽しみながら投げられた」と笑顔をはじけさせた。

 普段は辛口な比嘉監督も「最高の投球。日々の努力の積み重ねです」とたたえた。次は先輩が達成できなかった夏の2勝目を懸けて、二松学舎大付(東東京)と対戦。「プレッシャーをはねのける力はつけてきたつもり。この夏は主役になりたい」。エースの目は自信ありげに輝いた。

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