松井裕、遠い初星 2カ月ぶり1軍

 「交流戦、広島6‐2楽天」(19日、マツダ)

 白星が遠すぎる。楽天の先発、ドラフト1位の松井裕(桐光学園)が4回3失点で4敗目。5四球と制球を乱し「セットで制球がばらついていた。イニングごとに安定しないといけない」と反省した。

 約2カ月ぶりの1軍の先発マウンド。初回こそ3者凡退に抑えたが、二回からピンチの連続だった。三回2死二、三塁はロサリオに右前に2点適時打を許した。四回も2死二塁から、菊池に左前適時打を浴び、この回限りでマウンドを降りた。

 2軍では先発だけでなく、中継ぎも経験。「中(継ぎ)は本当に大変です」と、リリーフ陣の苦労も味わった。さまざまな体験で精神的余裕も生まれ、戻ってきた1軍の舞台。「セットの時のクイックは良くなってた。ひとつずつ、階段は上がっている」と嶋も成長を感じ取った。

 次戦は交流戦開けの2カード目、オリックス戦の先発が有力視される。プロ6戦でいまだ白星なし。「初回のような投球を続けないと」と松井裕。しばらく間隔があく間に、もう一度課題を修正したい。

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