西武牧田CS開催へ“桑田イズム”継承

 西武・牧田和久投手(28)が7日、全球入魂の“桑田イズム”継承を誓った。「一球一球に魂を込める」。ロッテが敗れ2位に浮上。8日のロッテとの今季最終戦(西武ドーム)に先発する右腕はCS本拠地開催死守へ力を込めた。

 サブマリンの脳裏に浮かんだのは、同率首位の巨人と中日がともに最終戦で激突した1994年の「10・8」だ。当時9歳の牧田もテレビ観戦。「桑田さんに負けられない意地を感じた」。巨人の胴上げ投手となった桑田に続き、チームを激勝に導く覚悟だ。

 この日は、西武ドームでの全体練習で軽めの調整を行った。「ロッテはCSでも当たる相手だし、牧田は打てないというイメージをつけないと。集中して試合をつくる」。相手に「トラウマ」を植え付ける快投を約束した。破竹の8連勝でレギュラーシーズンを締めくくる。

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