阪神・藤川監督 新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」を絶賛「メジャーに近い」
今春オープン予定となっている、兵庫県尼崎市内の阪神2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」を藤川監督、平田2軍監督ら首脳陣が21日に視察。藤川監督は「一言で素晴らしい。メジャーに近い」と絶賛した。
日米数々の施設を見てきた指揮官が、興奮気味の様子で見て回った。中でも甲子園球場に隣接するものより、1.5倍の広さを誇る室内練習場は圧巻。「どう生かすかになりますから、平田監督としっかり話し合いながら、知見を持って進めていかなければ」と有効的な活用法を探っていく。
また、両指揮官がそろってお気に入りポイントに挙げたのが、メイン球場の方角だ。甲子園と同じ方角で作られており、風、太陽の向きなどが一緒となっている。
藤川監督は「浜風が季節、天候によって変わる。ファウルグラウンドの距離感も同じですから、フェンス際のプレーを育てられる」と守備面での効果を期待。一方の平田2軍監督は「甲子園に合わせたバッティング練習や技術も鳴尾浜とは変わってくる。すごくプラス」と打撃面でも選手の成長につながるとした。
藤川監督にとってスタートを切る年に、最新の施設が完成した。「練習に打ち込む環境は十分にあります。私が目指している主体的に選手が動く。トッププレーヤーが生まれるまで、何年かはかかると思いますけど、非常に楽しみにその日を待ちたい」。ここから羽ばたく若虎の未来を思い描いた。
関連ニュース





