北條史也氏 恩師の金本知憲元監督から「もう野球やめろ」戦力外通告直後の厳しい一言 社会人野球へ進む決断の要因に

 北條史也
 糸井嘉男氏のインスタグラム(itoiyoshio_7)より
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 昨季限りで阪神を戦力外となり、今年から社会人野球・三菱重工Westで再出発を図る北條史也内野手が5日までに、自身のYouTubeチャンネル「JOH×ジョウチャンネル」を更新。阪神から戦力外通告を受けた際、次のステージへ進む選択肢が3つあったことを明かした。

 「最初に3つきて、独立リーグの話と、社会人の話と、球団のアカデミーで残るという選択肢」と語った北條。球団からは現役を引退してアカデミーの指導者に転身することも打診されたが「野球をしたいなという気持ちもあるし、球団に残って次の人生でどうなりたいかを決めていくのもアリかなと思ったんですが、まだできるならやった方がいいという人もいたので」と現役続行を選択した。

 社会人野球か、独立リーグかで二択となり「独立リーグに行ってまたプロを目指すという気持ちはなかったので。高卒でプロに入ったので、社会人というのはまったく経験していないので、興味深かったですし。アマチュアではトップレベルですので、やりがいもある」と決断した要因を説明した北條。さらに戦力外通告を受けた直後、飛躍のきっかけを作ってくれた金本元監督にも相談し「『お前、もう野球やめろって』言われた」ことも明かした。

 「『他の球団にいってやりたいとう考えもやめとけ』って言われて。『他球団に行っても1年から3年でクビを切られるから。お前は家族がおるんやから。球団からいい話があるんやったらそっちに行け』っていう。戦力外の選手を取った側からしたら、ちょこっとした数字だったら切りやすい。そしたら金本さんの言う通りか」と納得したという北條。厳しい言葉が逆に社会人野球へ進む決断の要因にもなった。

 他にもチャンネルではプロ野球と社会人野球の違いや、将来像についてもしっかりした考えを明かしていた。

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